動物衛生看護師

動物専門の看護師。獣医師のサポートだけでなく、動物の世話やしつけなども行います。そのほかの具体的な仕事内容と必要な資格についてご紹介

動物衛生看護師の仕事内容と資格について

動物衛生看護師とは、犬やネコなど動物の看護師さんのことです。動物看護士とも呼ばれています。ペットなど、動物が病気やケガをしたときの、知識や技術を身につけています。

仕事内容は、診察や手術のときの獣医さんの助手や、エサやり、排泄物の片付け、散歩などの日常的な世話も行います。ペットの健康管理や栄養管理、臨床検査、しつけもおこないます。

資格には、 日本動物衛生看護師協会とヤマザキ動物専門学校・ヤマザキ動物看護短期大学が主催している動物衛生看護師があり、別名「アニマル・ヘルス・テクニシャン(AHT)」とも呼ばれています。ペット業界では有名で人気も高く、信頼されている資格です。

動物衛生看護師の職場には、動物病院やペットショップ、グルーミングサロン、ペットホテル、動物園、ペットフードメーカー、研究所などがあります。

近年では、ペットブームにより、飼い主から質の高い動物衛生看護師がより求められるようになりました。

動物衛生看護師には、動物が好きなだけではなく、獣医師さんとの連携や、飼い主とのコミュニケーションをすることも大切です。

ペット先進国のアメリカでは、ペットのレントゲン撮影や麻酔などの、高度な医療技術も行える、ベテリナリー・テクニシャンという職業もあります。

資格名

動物衛生看護師(アニマル・ヘルス・テクニシャン)

分類

民間資格

受験資格

高卒以上で、ヤマザキ動物専門学校や、ヤマザキ動物看護短期大学を修了した者

試験内容

動物行動学、動物の看護、栄養学、薬理学、臨床検査などの筆記・実技・口答試験

試験日

要お問い合わせ

試験料

要お問い合わせ

試験地

ヤマザキ動物看護短期大学

合格率

約98%

問合せ先

ヤマザキ動物専門学校 03-5454-1101

似たような仕事でこんなのもあります~動物介在福祉士~

動物介在福祉士とは、動物と触れ合ったりすることで、人間の心身を癒し、病気の治療や健康維持に役立てる、動物介在療法を行う専門家です。アニマル・セラピストとも呼ばれています。

動物介在療法には、高齢者の認知症予防や生活の質の向上、虐待などで心が傷ついた子どもの心を癒し、リラックスさせる働きがあります。

動物介在福祉士になるには、動物の専門学校で、アニマルセラピスト学科や動物介在福祉学科を修了して、各民間団体が発行している認定証を取得することです。

おもな職場には、動物園、動物病院、老人ホーム、福祉施設などが上げられます。

アメリカでは、動物介在療法についての研究が進んでおり、血圧を下げたり脈拍が安定する効果が認められています。その相互作用を「ヒューマンアニマルボンド」と呼んでいます。

動物介在福祉士は、動物が好きなことはもちろんのこと、動物が人と接するときに吠えたり噛み付いたりしないように、動物をしつけることが必要です。

介在させる動物はある程度きまっており、犬や猫、うさぎ、馬、イルカなどが対象となっています。介在させる動物のことは、「コンパニオン・アニマル」と呼びます。

今後も動物とのふれあいを通じて、癒されることを求める人が増えていくでしょう。